そろそろ電子書籍

そろそろ電子書籍

本を読むのまだ紙ですか?

若いころにもっと本を読んでいればよかったと反省しきりの筆者ですが、皆さん最近本は読んでいますか?
おやじ連中の中には、本を読むときまだ紙の本で読んでる方も多いと思います。筆者は約3年前に紙の書籍を捨てすべてを電子化しました。その理由は下記のとおりです。

  1. 書籍が増え置き場所に困っていた(狭いマンションだから)。
  2. 電子書籍をまともに読める端末が増えてきた。
  3. 電子書籍を扱う会社が増えた。
  4. 暇になった時にいつでも本を読める環境がほしかった。

電子書籍化で置き場所の解放といつでも本が読める自由を入手できたのは大きな変革だったように思います。

そろそろ電子書籍という方のために、自分が過去に経験したことや注意事項を書き留めていこうと思います。

さて既存の本はどうしよう

そうなんです。まず電子書籍化のうえでいろいろ悩んだのはここでした。もともと狭いマンション住まいなので。余計な本は置かないようにしていました。好きな作家の本はハードカバーの新書を買ったのち、文庫本が出版されたらそれを購入し、新書は売りにだすという涙ぐましい努力をしていたものです。

電子書籍化にあたり、手元の書籍を何とか電子化できないかと、自炊のことを調べたり。自炊をしてくれる業者を探しましたが、料金や特定の作家の書籍はできない、形式もPDFの画像のみだったり、OCRの文字をつけるつけない等の諸条件、もともと自分が所有している本とはいえ自炊に関しては著作権的に(黒に近い)グレーだったこともあり、結果的には手元にある書籍は電子化せず、どうしても残しておきたい本を除き、すべてBOOKOFF行きに決めました。

BOOKOFFで売った本で、また読みたくなった本は、年に数回行われるキャンペーン等の割引の際にまとめて購入するという形で蔵書を復活させるという手法をとることにしました。

どこで電子書籍を買うか?

電子書籍に本格移行する際に一番悩んだのは、電子書籍をどこで買うかでした。電子書籍の場合、基本的に購入した会社のリーダでのみ読むことが可能です。電子書籍の走りの頃は、ios向けにはリーダが用意されているが、Androidには用意されていないなどがあり、その辺が購入先の選定の目安になっていましたが、今ではどこの会社でも、iOs,Android.Windows等の各デバイス向けにリーダーを用意しているため、その部分で差別化ができません。では、何を基準にするかですが、まず第一に「すぐになくならない会社」、次に「書籍の値段ができるだけ安い」ということです。

前者は、電子書籍販売会社がなくなることで買った電子書籍が読めなくなるからです。現状、データ保護技術の関係で、電子書籍を販売した会社のリーダーでしか購入した書籍が読めません。リーダーとして使用している端末が稼働している間は問題ありませんが、端末が故障した際に別の端末にリーダーソフトを入れようにもソフトが提供されない等の問題で結果的に電子書籍が読めなくなることが想定されます。

後者は経済的な理由はともかく、紙による出版に比べ明らかに流通コストが安いはずの電子書籍なので紙の書籍と同じ値段というのが納得ができない。紙の本よりは断固安くすべきであるというつまらない理由により、できるだけ紙の本より安く販売してくれるところで買おうということです。

ちなみにICT総研のレポートではamazonのキンドルと楽天Koboがほぼ同率でシェア一位を争っているみたいです。

おやじの楽しみでよく利用している電子書籍サイトは下記のとおりです。

楽天Kobo

楽天Koboの設立当初は値引きが大きくよく利用していました。最近は割引率が低くなってきていますが、ポイントとの併用では価格的メリットは大きな書店かと思います。
また、定期的に割引率の多いセールを実施しているのでその機会にほしい本をまとめ買いするのも良いかと思います。

amazon キンドル

amazonのキンドルも書籍の販売価格は紙の書籍よりは安くなっています。割引率は書籍ごとに違います。Kindle電子書籍リーダー、またはFireタブレットをお持ちの方は、ベストセラーやコミックを含む、2万冊以上の和書、60万冊以上の洋書の対象タイトルの中からお好きな本を、毎月1冊 無料で読めるようです。(Kindleオーナーライブラリ)また、スマホなどで使うアプリも楽天より評判が良いように思います。

 

電子書籍を読む端末

電子書籍を読むには端末が必要です。端末は大きく分けて2種類があります。

  • 電子書籍専用端末
  • タブレット・スマホ等の汎用端末

電子書籍専用端末

電子書籍専用端末のメリットはサイズが小さく軽く、液晶画面が特殊なため紙で読む感覚に近いところです。小説等の文書を中心に記載された書籍を読むには最適です。ただし、画面がモノクロであるのと階調が16階調くらいしかないため、漫画などを読むには適さないと感じます。

タブレット・スマホ

タブレット・スマホで電子書籍を読む場合は専用のアプリを入れることで書籍を読むことができます。現在はどこの電子書籍販売会社のアプリでも、AndroidとiOS用の電子書籍アプリを用意しているので、対応OSについては特に気にする必要はありません。ただし自分の端末で電子書籍アプリが動作するかどうかは事前に確認してください。

あと、自分はあまり気にならなののですが、アプリの使い勝手も人により結構気になる場合があるようなので、自分が持っている端末でサンプル書籍などで使い勝手や動作速度に関しては十分チェックしてください。

老眼のおやじの場合のお勧め端末

基本的に画面の解像度は1280*800ドット以上の解像度をお勧めします。解像度が荒いと文字が読みにくいです。

[icon icon_type=”Font icon” icon_font=”icon-ok-circle” icon_font_size=”14px” align=”left”]5.6インチ未満のスマホ

文書のみの小説も読むにはかなりきついので、あまりお勧めしません。

[icon icon_type=”Font icon” icon_font=”icon-ok-circle” icon_font_size=”14px” align=”left”]5.6インチ以上のスマホ

小説は読めます。読みやすい文字に調整しても1画面にはそれなりの文字数が入るので、読むことに集中できます。小説以外は漫画も含めてかなりきついと思います。解像度的にはFHD以上が推奨です。

[icon icon_type=”Font icon” icon_font=”icon-ok-circle” icon_font_size=”14px” align=”left”]7インチ前後のタブレット

小説は問題なく読めます。漫画の単行本も問題ありません。雑誌は読めますが拡大して読む必要があるので、操作がめんどくさいです。

[icon icon_type=”Font icon” icon_font=”icon-ok-circle” icon_font_size=”14px” align=”left”]9インチ前後のタブレット

電子書籍を読むにはこのサイズのタブレットはサイズが中途半端です。7インチより大きいので7インチよりは快適に読めますが、決定的な違いはありません。電子書籍を読むことを目的とするだけでこのサイズを選ぶのであれば、7~8インチのタブレットでも大丈夫です。
小説は問題なく読めます。漫画の単行本も問題ありません。雑誌は読めますが拡大して読む必要があるので、操作がめんどくさいです。

[icon icon_type=”Font icon” icon_font=”icon-ok-circle” icon_font_size=”14px” align=”left”]10インチ以上のタブレット

小説は問題なく読めます。漫画の単行本も問題ありません。雑誌を読むには最低限このサイズのタブレットが必要です。ただ、サイズが大きくなると重さも重たくなるのが難点ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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