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放浪記 ボラカイで聴いた「ANAK(息子)」

放浪記 ボラカイで聴いた「ANAK(息子)」

2015-2016の正月休みを、フィリピンのボラカイで過ごしました。

旅行記は、こちらに投稿しましたので、よろしければご覧ください。

放浪記 ボラカイへの行き方

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ボラカイのホワイトビーチは、お店がたくさん出ていて、賑やかな場所ですが、大晦日の夜は特に賑やかでした。

ビーチには特設のステージがいくつも作られていて、生バンドによるカウントダウンのイベントなどで盛り上がっていました。

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年越しの瞬間には、たくさんの花火が打ち上げられるということで、私はフィリピンの友人と一緒にカウントダウンまでの時間をビーチの飲食店でアルコールを飲んだり、ビーチ沿いのお店を覗いたりして過ごしていました。

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そんな時、特設ステージから流れてくる曲に友人が反応して、「これはアナクという曲だよ。アナクは息子や娘という意味で、歌詞は子供と離れて暮らす親が、子供の事を思って書いたものだよ。」と教えてくれました。

その時は、悲しいメロディーだなぁというのと、フィリピンでは貧困の問題もあり、親と子が一緒に暮らせないケースも多いのかもしれないなぁ、と思っただけでした。

しかし、しばらく生バンドの演奏を聴いているうちに、ずっと昔に聞いた事がある曲であることに気がつきました。まさに小学校の時にテレビで見た杉田二郎の「ANAK(息子)」でした。

「ANAK(息子)」は、小学生が聞く音楽とはちょっとちがい、マイナーなフォークソングか、演歌っぽい感じでしたが、当時、流行っていて多分、ザ・ベストテンなどで見たと思いますので良く覚えています。

私はずっと、この曲を杉田二郎さんのオリジナルだと思っていましたが、調べてみると、1977年にフィリピンのフレディー・アギラというミュージシャンが発表し、その後、世界中でカバーされたらしいです。

ずっと昔に日本で流行っていた曲が、実はフィリピンの曲だったことを40年後に知り、ちょっと不思議な気持ちがしました。
友人が、「これはアナクという曲だよ。」と教えてくれなかったら、そのまま、この事実を知らずに終わっていたんだろうなぁと思いました。

もし、私に息子がいたら、40年の時を経た感動的な話になってたかもしれませんが、そこまでドラマチックな話にはなりませ んでした。ただ、子供の時は思いませんでしたが、今、この歳になってメロディーを改めて聴くと、ちょっと泣いてしまいそうですね。歳をとったということなんでしょうか。

 

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